コロナ禍により延期されていたラリージャパン、今年は遂に開催となりました。
我々クラシックカー勢のサービスパークは、WRCと同じ敷地内。
昨年とは比べ物にならない程の賑わいと華やかさでした。
この大舞台に際し、弊社はフェラーリ308GTBのラリー仕様で挑戦。
本番までにテスト走行を繰り返し、万全の態勢で挑みました。
他クラスのトラブルも影響し、スケジュールは幾度となく変動。
加えて最終日は雨が降るなど大混乱の週末でしたが、無事に完走しゴールを迎える事が出来ました。
ドライバーも慣れないマシンながら、後半は素晴らしい追い上げを見せてくれました。
フェラーリのラリー仕様という珍しい車両でしたので、観客の皆様も楽しんでいただけたかと思います。
応援ありがとうございました。
残念ながら今年も日本でのWRC開催は叶いませんでしたが、代替イベントとしてセントラルラリー2021が開催されました。
そしてクラシックカー枠があるところも嬉しいポイントです!
長らく無観客で開催されてきた国内ラリーですが、今回はギャラリーステージが用意されるなど久々の賑わいを感じました。
土曜日に迎えたREG1ではクルマも好調だったものの、他車のクラッシュによるSSキャンセルもあり序盤は不完全燃焼。
思う存分走れる!となったSS2では滑りやすい路面に足をさらわれ、コースアウトを喫してしまいます。
このままでは終われない!と、マシンをサービスパークに戻し復旧作業です。
コースアウトの影響で足回りにダメージを負ってしまったのですが、メカニック達の懸命な作業で見事に復活。
再車検も問題なく通過し、翌日の出走に備えます。
REG2では、一時クラストップに迫ろうかという力走を見せます。
前日のダメージなど無かったかのような快走に胸を撫で下ろしました。
結果、何のトラブルもなくゴールまで走り切ることが出来たのでした。
REG1デイリタイアの為、リザルトには残らなかったのが残念なところです。
ですが、クラシックカーが全開で走る姿を多くの方に見ていただけたことにも大いに意義があったかと思います。
来年も引き続き挑戦を続けていきます。ご期待ください。
去る6月11日より3日間、群馬県にてラリーモントレー2021が開催されました。
オープンクラスには弊社のエランの他にも多数のクラシックカーがエントリー。
エランでのレースは今年初となります。
また、今回は珍しいナイトステージがある為万全の対策をして現地入りしました。
ところが初日のナイトステージは、選手権クラスの事故によりキャンセル。
不完全燃焼な1日となってしまいました。
迎えた2日目、ドライバーもノッてきたところでまさかのエンジントラブルが発生。
エンジンは始動するものの、明らかに不調になり最後のSSは断念することに。
2本目のSSのタイムが良かっただけに、悔しい結果となってしまいました。
今回の教訓を生かし、今年のラリージャパンに向けてベストコンディションに持って行けるよう努力します。
応援よろしくお願いします。
11月20日より開催されたクラシックカーラリーに、昨年に引き続き参戦しました。
今回は来年開催されるWRCに向けての前哨戦の意味合いもあります。
弊社は昨年と同じくロータス・エランにてエントリー。
迎えた初日、燃料ポンプの不調によりエンジンが吹けなくなるトラブルが発生。
走行は出来るものの、大事をとってデイリタイアとなってしまいました。
2日目まで時間があった為、不調の原因であろう燃料ポンプを現地で交換。
問題なく走行可能であると判断し、再車検を経て2日目の出走が許可されました。
2日目、初日の鬱憤を晴らすかのようにエランが快走を見せます。
4か所設けられたSSのうち、2か所でトップタイムをマーク。
初日リタイアの為最終リザルトには残りませんが、2日目のみのタイムでは総合3位と健闘。
レースの世界にタラレバは禁物ですが、2日間走れていればトップ3に入れていたかも知れません。
そういった意味では非常に悔しい結果となりました。
ですが格上のクルマ達を相手にこれだけの力走を見せたのですから、ロータスの面目躍如といったところでしょうか。
年内の競技はこれにて終了となりますが、来年のラリージャパンに向けて入念な準備をしたいと思います。
先にお知らせしましたポルシェ専門誌が発売となりました。
表紙だけ見ると「本当に車の雑誌?」と思ってしまいそうです。
中身は編集の方からお聞きしたコンセプト通り、まさに写真集でした。
写真に対する説明やコメントは、付録の別紙に書かれているという凝りよう。
各車両についてもかなり掘り下げた内容で読み応えがありました。
弊社にとって永久保存版の1冊になることは間違いありません。
皆様も自らの目で、ご覧になることをお勧めいたします。
編集長並びにライター様、カメラマン様、期待以上の出来栄えに感謝しております。ありがとうございました。
次号で通算100号を迎えるポルシェ専門誌「THE 911 & PORSCHE MAGAZINE」の取材が来られました。
弊社所有のPORSCHE910、911の撮影をしていただきました。
記念すべき100号は写真集のような出来栄えになるとのことです。
こうして撮られた写真がどのような形で誌面に載るのか?
発売まで楽しみにしております。
なお、100号の発売は6月とのことです。
発売の際は是非ご覧になってください。
「ル・マンClassic2018」に参戦してきました。
2018年7月6・7・8日
この5月に行われたモナコ・ヒストリック・グランプリに続き、7月6日から8日までの3日間、フランスのサルテ・サーキットで行われた「ル・マンクラシック2018」に参戦してきました。今年で9回目を迎えるこのイベント。小さい頃から憧れていたカレラ10が脳裏に浮かぶ。
出発前からソワソワ、ワクワク、そして若干の不安も…。会場に着くなり目を奪われたのが往年のル・マン名シーンを飾った名車たち。まるで生き物の様な雄姿。現代の車には無い独自の個性、というよりはオーラが眩しい。
10万人を超えるモータースポーツ・ファンが見守る中、当社はポルシェ910(グリッド5/1966~1971)で参戦。結果は、というと初挑戦の緊張からか予戦からふるわず、2日目は高熱でキャンセル、最終日も残り2ラップを残してリタイヤと終始満足な走りが出来ず悔しいやら情けないやら…。しかし本場のレースに参加出来た意義は数知れず。豊穣で奥の深いモーター・スポーツの文化に触れられた事、ドライバーズ・サロンに於いてのホスピタリティの素晴らしさ、営業面でも数多くのオファーを頂戴するなど本当に有益な3日間となった。我が国においても熱気と文化を継承し守り育てていく情熱の必要性を痛感。
最後に「極東の国からはるばるヨーロッパまでポルシェを故郷帰りで連れてきてくれて有難う」と声を掛けられた時の喜びは、この仕事を続ける上で大変な励みとなった事を追記しておきます。
予告
11月17・18日 SUZUKA Sound of Engine
「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラー」をはじめ歴史的価値が高く、皆様の印象に強く残っている国内外の往年の名車を多数招聘。夢のような2日間。タク・インターナショナルも参加します。ご期待ください。
2018年5月11日・12日・13日
2年に一度、F1モナコ・グランプリと全く同じコースを使用して行われた第11回モナコ・ヒストリック・グランプリ。タク・インターナショナルは「ロータス78JPS」を駆ってこの名高いレースに参戦。
快晴の中、予選から20,000人もの観衆が集まり、改めてヨーロッパにおけるモーター・スポーツの人気を再確認。聞くとクラッシックカーマニアの他にも機械好きの方々も大挙集合しレースを楽しむとのこと。初めてのチャレンジ、伝説的とも言える急なカーブが特徴のこのコースにやられて、残念ながらクラッシュし途中リタイアとなったが、歴史や文化が脈々と流れ受け継がれていることに感激。電気自動車の台頭が叫ばれている今だからこそ、この参戦は大変勉強になりました。機会があれば再度チャレンジしたい!そんな大会でした。
Stock Car情報に
平成元年 mini Mark3を掲載しました。
詳しくは こちら→ から。
11月10日(金)~12日(日)までACCRへエントリー致しました。
2日目の土曜は雨が降り、落ち葉があり、泥があり、おまけにナイトステージとクラシックカーには過酷なラリーとなりました。
そんな過酷な状況下ではありましたが、冷静にタイムを縮ませる事がで見事総合1位を獲得する事が出来ました。