「ル・マンClassic2018」に参戦してきました。
2018年7月6・7・8日
この5月に行われたモナコ・ヒストリック・グランプリに続き、7月6日から8日までの3日間、フランスのサルテ・サーキットで行われた「ル・マンクラシック2018」に参戦してきました。今年で9回目を迎えるこのイベント。小さい頃から憧れていたカレラ10が脳裏に浮かぶ。
出発前からソワソワ、ワクワク、そして若干の不安も…。会場に着くなり目を奪われたのが往年のル・マン名シーンを飾った名車たち。まるで生き物の様な雄姿。現代の車には無い独自の個性、というよりはオーラが眩しい。
10万人を超えるモータースポーツ・ファンが見守る中、当社はポルシェ910(グリッド5/1966~1971)で参戦。結果は、というと初挑戦の緊張からか予戦からふるわず、2日目は高熱でキャンセル、最終日も残り2ラップを残してリタイヤと終始満足な走りが出来ず悔しいやら情けないやら…。しかし本場のレースに参加出来た意義は数知れず。豊穣で奥の深いモーター・スポーツの文化に触れられた事、ドライバーズ・サロンに於いてのホスピタリティの素晴らしさ、営業面でも数多くのオファーを頂戴するなど本当に有益な3日間となった。我が国においても熱気と文化を継承し守り育てていく情熱の必要性を痛感。
最後に「極東の国からはるばるヨーロッパまでポルシェを故郷帰りで連れてきてくれて有難う」と声を掛けられた時の喜びは、この仕事を続ける上で大変な励みとなった事を追記しておきます。
予告
11月17・18日 SUZUKA Sound of Engine
「マスターズ・ヒストリック・フォーミュラー」をはじめ歴史的価値が高く、皆様の印象に強く残っている国内外の往年の名車を多数招聘。夢のような2日間。タク・インターナショナルも参加します。ご期待ください。